当ブログは広告・アフィリエイトを含みます

貸株は儲かるの?メリットとデメリット

株主優待

この記事では貸株のメリット・デメリットと、実際に貸株したときにもらえるお金について解説しています。

株式投資歴は10年!とくさんです。

みなさん、貸株はされていますか?

貸株は、保有している株式を貸し出すことで金利がもらえるシステムです。

特に下降トレンドの株などは、貸株金利がたくさんもらえることが多く、塩漬けになってしまった株の心のオアシスでもあります。

とくさんは毎年5000円〜1万5000円、貸株の金利として受け取っています。

ただし、注意点もあります!

貸株が気になるかたは、ぜひチェックしてみてください!

スポンサーリンク

貸株のメリット

まず初めに、貸株のメリットをご紹介します。

金利がもらえる

まずはこちら。金利がもらえる!

銀行はお金を預けていると、多少の金利がもらえますが、株は保有していても金利はもらえません。(配当金はもらえますが…!)

しかし保有株を「貸株」として貸し出すと、金利がもらえます。

株にもよりますが、貸株金利は通常0.1%、高いものでは18%のものもあります。

詳しい金利はこちらからご確認ください。

(楽天証券に飛びます)

下降トレンドのものほど貸株金利が高くなりやすいです。(みんな売りたいから…。)

なので、塩漬け株が高金利になりやすいです。

とくさん
とくさん

失敗してもただでは転ばない!

貸株したままでも自由に売れる

貸株をすると、一旦株は自分のものではなくなるのですが、ちゃんと自由に売れます。

貸株している株の売却が約定すると、自動で貸株が自分の口座に戻ってきて、取引が完了します。

タイムラグなどもないので、貸株をしていない状態と特に変わったことは起こりません。

スポンサーリンク

貸株のデメリット

塩漬け株が主役になれる貸株なのですが、やはりデメリットもあります。

もらった金利は雑所得

貸株でもらった金利は、「雑所得」という扱いになります。

雑所得は一定以上になると確定申告が必要になります。

確定申告をすると、だいたいもらった貸株金利の20%くらいが税金で引かれます。

とくさん
とくさん

とくさんは毎年確定申告をしているので、もらった貸株金利から税金が引かれています…。

詳しくは国税庁HPへ。

配当金や株主優待がもらえないことがある

貸株することで、配当金や株主優待がもらえなくなってしまうことがあります。

とくさん
とくさん

それじゃあ本末転倒です!

また、配当金に関しては、貸株のままだと「配当相当額」というものになり、雑所得扱いで確定申告が必要になってしまうことも。

しかし、ちゃんと設定すれば問題ないです。

後述しますが、「株主優待+配当金優先」という設定にしておけば大丈夫です。

株主優待の継続保有にカウントされない場合がある

株主優待の中には、「半年以上継続保有」や「3年以上継続保有でグレードアップ」など条件付きのものがあります。

大体の銘柄は、配当金や株主優待の確定日だけ株を持っていれば「継続保有」認定されるのですが、

一部権利日以外のタイミングでも株を保有しているかチェックしている銘柄があります。

とくさん
とくさん

とくさんがやらかしたのは、GMOインターネット。これは、貸したらダメ!!

これも、後述しますが、個別に貸し出さない設定にしておけば大丈夫です。

スポンサーリンク

失敗しにくい貸株方法は?

貸株を始めるなら、楽天証券が断然おすすめです。

やりたい設定がほぼ自動でできます。

株主優待+配当優先にする

まずは、貸株をするときのマストの設定、「株主優待+配当優先」にします。

楽天証券には、貸株に「株主優待+配当優先」という機能があります。

楽天証券より

これはSBI証券などにはない機能です。

真ん中の「株主優待優先」の設定はSBI証券にもありますが、これだと少し難点があるのです。

配当は年に2回あるけど、優待は年に1回しかないものや、優待が廃止になって配当しか無くなったものを「株主優待優先」で貸株していると、配当権利確定日に返却されません。

とくさん
とくさん

せっかく株を持っているのに株主認定されないんです!

当然配当金はもらえないのですが、配当金の代わりに「配当相当額」というものが振り込まれます。

金額的には「配当」も「配当相当額」も同じなのですが、注意点があります。

配当→配当所得

配当相当額→雑所得

なので、

確定申告する方は、ここにさらに課税されます。

確定申告されない方はあまり関係ないかもしれませんが、雑所得も20万円以上あると確定申告が必要になることも考えると、できれば配当金としてもらっておく方がいいと思います。

設定方法

設定方法は以下の通りです。

楽天証券HPより

①国内株式→②貸株→③貸株各種設定から設定ができます。

一度設定しておくと、今持っている株・今後買う株どちらも自動で設定されるので便利です!

とくさんは買った株を全部自動で貸し出す設定にしていますが、こちらはお好みでいいと思います。

自動貸し出しにしていても、貸したくないものは「貸株一覧」から個別で設定できます。

とくさんは継続保有条件のある株は個別に100株だけ貸し出さないようにしています。

継続保有条件のあるものは貸さないor端数株を買っておく

先ほども少し述べたように、株主優待の継続保有条件がある銘柄は、個別設定で貸し出さないようにしておくのがオススメです。

それ以外にも1株だけ買っておくという方法があります。

1株だけなら金額が安く済みます。

1株のみの購入しておく方法は、貸株対策だけでなく、継続保有条件の株が値上がりして売ってしまいたい時にも有効です。

権利日付近でクロス取引すれば、値上がり益と継続保有の株主優待、どちらもGETできます。

1株のみの購入は楽天証券ではできないので、LINE証券などがおすすめです。

スポンサーリンク

実際に楽天証券で貸株やってみた結果

実際に楽天証券で貸株をして、もらった金利がこちらです。

一年目で失敗して配当金が「配当相当額」になってしまいました。

2017年…2705円(4574円は失敗してしまった配当金相当額です)

2018年…10902円

2019年…16038円

2020年…11863円

2021年…6162円

貸株金利は完全に不労所得で、自動でもらえるのでありがたいです。

2019年は日経平均が21000円前後で低迷していたため、貸株金利が高いものが多かったです。

逆に、コロナショックからアゲアゲ相場になった2021年は、持株を利確しまくった影響もあり、貸株金利は少なめでした。

スポンサーリンク

まとめ

貸株のメリットとデメリットについてでした〜!

貸株金利は、金額はそんなに大きいものではありませんが、塩漬け株がちょっと救われるような感じがしていて気に入っています。

楽天証券の「株主優待+配当優先」にすれば、株主優待も配当金ももらえるのでオススメです。

継続保有が条件の優待は、貸し出さないように設定しておくか、1株だけ買っておくのがいいと思います。

貸株するのは楽天証券、1株購入はLINE証券がオススメです。

貸株金利狙いで株を買うと大体塩漬けまっしぐらなので要注意です!

持っている株を貸し出すくらいがちょうどいいかな〜と思います。

貸株が気になっている方の参考になれば嬉しいです。

以上です〜!

読んでくださってありがとうございました〜!

貸株以外の資産形成の記録はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました