こんにちは。とくさんです。
2015年からNISAを利用しているとくさんですが、購入した株が続々とNISA枠から外れていっています!
2015年から見ると日経平均は爆上げ状態なのですが、含み損銘柄もありまして。
含み損NISAがどのような結末を迎えるか、体験談もふまえてお伝えしたいと思います!
NISAのルールおさらい
一般NISAの株は5年間、つみたてNISAは20年間の非課税期間を終えると、
①課税口座(特定口座or一般口座)に入る
②ロールオーバーして来年のNISA枠に移す
2つから選択するのですが、何もしなければ①の課税口座に入ります。
ただし②のロールオーバーは、同じ種類のNISA同士でしかできないので注意です。
NISA失敗談
NISAの株は値上がりするとすっごくお得なんですが、値下がりすると悲しいことになります。
失敗談を2つご紹介します。
失敗1 丸紅 損切りNISA
丸紅は商社株です。
NISAを始めた2015年に、雑誌で割安株と紹介されていたので購入したのですが、どんどん下がるので売ってしまったのです。
NISAでは損益通算ができないので、損切り分はそのまま損失で節税にも使えません!
しかも、たらればですが、持っていれば結構な利益が出ていました。
配当もちゃんと出ていたので、売らなくてもよかったかもしれません。
初心者ゆえの失敗です…!!
つい先日、かの有名なバフェット氏が株を購入したと話題になった丸紅。
すごくもったいなかったなと後悔しきりです…銘柄選定は間違っていなかったのに経験不足でした。
バフェット氏は投資の神と言われている人物です。彼の投資への考え方は非常に勉強になります。
失敗2 ジーフット 塩漬けNISA
こちらは株主優待狙いで購入した株です。
業績があまり良くなく、徐々に減配していき、ついに無配になってしまいました。
NISAのいいところは配当金や値上がり益に税金がかからないことなので、全然メリットが無くなってしまいました。
しかもこのジーフット、今年いっぱいでNISA枠から外れます。
NISA→特定口座にうつると購入金額がリセットされて、特定口座に入ったときの金額が購入金額になります。
「え?なんか問題でも?」
そう思ったあなた…!!要注意です!
特定口座になると、売却益に税金がかかります!
例えばこのジーフット、810円で買って、現在420円なのですが、
もしこのままNISA枠を外れると買値が420円になります。
その後500円で売ったとすれば、本来はー31000円なのに+8000と扱われて約20%の1600円税金が取られます!!
表にしてみます。
NISA口座で売却した場合と、特定口座に移ってから売却した場合の比較です。
NISA(非課税) | 特定口座(課税) | |
取得時の株価 | 810 | 810 |
特定口座に入る
ときの株価 |
× | 420 |
売却時の株価 | 500 | 500 |
損益
(100株あたり) |
ー31000 | +8000(見かけ上)
本当はー31000 |
取られる税金
(100株あたり) |
0 |
ー1600(8000の2割)
|
損したのにプラスで税金も取られて、踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと。
含み損NISAは課税口座に入る前に売ってしまった方が良さそうです!
みなさんは注意してください…!!
まとめ
NISAで失敗した話でした〜!
NISAは配当・譲渡益が非課税になるので税金分約20%がお得になるのですが、もし買った株が値下がり・無配になるとデメリットがあるので注意が必要です。
一般NISA口座で持つべきは、
- 配当がある
- 株価が上がる
- 継続優待ではない
そんな株が良さそうです。
その株を見つけるのが、難しいのですが…!!
以上です!参考になればうれしいです。
ではまた〜!
コメント
NISAは損が出るとデメリットが大きいのですね。
利益が出たときの得情報ばかりが出回っているので勉強になりました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
NISAのデメリットあまり聞かないですよね〜!私も実際に自分がそういう状況になってから気づきました…。
お役に立てたなら嬉しいです!