【新型コロナ】大規模接種はモデルナワクチン！ファイザーと何が違うの？【調製】

こんにちは〜！とくさんです！

全国各地で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が始まりましたね！

ほとんどの大規模接種会場ではモデルナ製ワクチンを使用するようです。

とくさんは現在、高齢者集団接種に協力し、ファイザー製ワクチンの調製に行っています。

先日、職場に電話がありました。

「大規模接種に協力して下さい」

そう、とくさん、モデルナワクチンも調製することになりました…！

ファイザー製と並行して調製に行くので、間違いを起こさないようにそれぞれのワクチンの違いや起こりそうなミスなどまとめておきたいと思います。

ファイザーとモデルナの違い

新型コロナウイルスワクチンのファイザーとモデルナの違いを簡単にまとめてみました。

保管方法と保存可能期間

保管温度や使用期限はちょこちょこ変わるので、随時確認が必要です！

2021.8.16時点　厚生労働省HPより作成

ファイザーワクチンは接種開始当初はディープフリーザーから出した後の保存期間が短く管理が難しかったのですが、

どんどん条件が緩和され、今ではモデルナワクチンとあまり変わらなくなりました。

それでもモデルナの方が１工程少ないので管理は楽ですね。ミスも起こりにくいと思います。

接種が進んでいくと、いろんなデータが集まって、条件が変わっていきます。

対象年齢も、当初はファイザー→12歳以上、モデルナ→18歳以上と違いがありましたが、現在はモデルナも12歳以上に使用できる様になりました。

接種間隔・接種量・希釈有無・１瓶当たりの接種回数

こちらも表にまとめました。

接種を受ける側の注意点としては、「接種間隔の違い」が大事かなと思います。

モデルナの方が2回目を打ち終わるまで１週間長くかかります。

2回目を早く済ませた方がいい！というものでもないですが、1回目を打つと、2回目が終わるまでなんとなく落ち着かないと思うので（とくさんだけ？）
ご自身の性格も考えて、サクッと終わらせたい方はファイザーがいいのかもしれません。

失敗をしそうなことを考える

備えあれば憂いなし、とはいいますが、間違いを起こさないように現時点で失敗しそうなことをリストアップしてみます。

イメージトレーニングをして失敗を回避します！

量を間違える

ファイザーワクチンは１回0.3ml、モデルナワクチンは１回0.5mlです。

ワクチンのバイアル（小瓶）から注射器に分けるときに量を間違える…十分あり得そうです。

異物が混入する

ファイザーワクチンは１瓶から5〜7回、モデルナワクチンは10回、注射器に小分けします。

瓶にはゴム栓があって、このゴム栓に注射の針を刺して中のワクチンを吸い上げるのですが、
ゴム栓の破片が入ってしまうことが稀に起こります。

ゴム栓に対して垂直に針を刺せば、滅多に破片が入ることはないのですが、万が一入った時は、異物混入で廃棄です！

もし1回目の作業で異物が入ってしまえば、１０人分のワクチン廃棄…

あと、ゴム栓に針を刺す場所は10回とも違う場所に刺さないといけないのです。

同じところに刺してしまうと、異物が入ったり、刺した穴からワクチンが漏れてくる可能性があります。

刺した場所10回分、覚えておかないといけないですね。

プレッシャーです…

まとめ

ファイザーワクチンに続きモデルナワクチンも調製することになった話でした〜！

大規模接種会場まで１時間かかりますが、はりきって協力してきますよ！

大規模接種と並行して、市町単位での接種も行っていくようです。

これから接種対象年齢が引き下がって、接種者も増えていくのでしょう。

当分は大規模接種→モデルナ、市町での接種→ファイザーで同時進行するようです。

ワクチン調製する側としては、「モデルナに統一して！」と思ってしまうわけですが、モデルナもファイザーも有効性に変わりはないようなので、用意できたワクチンはメーカーにかかわらず接種していくのがいいのでしょうね。

接種券が届いていないとか二重予約とか色々問題はありますが、ワクチンを接種したい方ができるだけ早く打てるようになればなあ〜と思います。

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